2021年6月29日、寄付の教室実施

2021年6月29日に塩尻市にある東京都市大学塩尻高等学校にお邪魔して「寄付の教室」という特別授業を行いました。

「寄付の教室」とは、社会課題について考えて貰いながら自己肯定感の向上を目指し、社会をより良くしていこうという事を目的としたワークショップ形式の授業です。

当日は探究コース1年生34名の生徒さんに取り組んでもらいました。
三つのNPOを映像で紹介しどこに寄付をするかについて個人ワークとグループワークを行いました。
グループワークでは5人づつ7つのグループに分かれて話し合います。
最終的に模擬のお金を寄付したいNPOに寄付しました。

紹介したNPOは日本を代表する次の3つです。

・NPO法人 ACE
・NPO法人 ブリッジフォースマイル
・NPO法人 カタリバ

最終的にACEに多くの寄付が集まりました。

結果はともかく、みんなで話し合うことでいろんな考えがあり多様な価値観があることを知り、正解は一つではなくいくつもあることを学ぶ事で自分の考えを堂々と言えるようになって貰えたら嬉しいです。

振り返りで書いてもらった感想の一部を載せておきます。

◎生徒の振り返りシートより

1.ブリッジフォースマイル、カタリバというNPOの名前は今日初めて聞きました。自分が知らないところで誰かのためにと寄付して、行動して、助けてくれようとしている人がいるんだなということに気づけました。

2.話し合いをしたときに、グループのメンバーが生まれた国が違うだけで差が出るのは不公平、教育を受けなければ子どもたちの未来の可能性を破壊してしまうと言っていたことがなんだかとても納得できました。人の意見を聞いて納得出来ることは沢山あるんだなと感じました。

3.自分が当たり前だと思っていたことが少し大きな世界に出てみると当たり前ではなく、自分は今すごく幸せで宝くじに大当たりしたのだなと思いました。今までは、色々なところで寄付の箱があったりしても、何もせずにいましたが、これからは1円でも寄付してみようかなと思いました。

学校のホームページのリンク先
https://www.tcu-shiojiri.ed.jp/information/2021/07/post-198.php